―――忘れかけていた名前 





雅人が私の中から消してくれたはずの………






―――――ユウヤ 






私はどうしたらあなたを忘れられるの? 







「絶対出んなよ。」


「雅人起きてたの?」



雅人は私から携帯を奪った。 






携帯はそのあとも鳴り続けたけどいつの間にか切れた―







「すぐに忘れることなんて…できないよ…」




だってもう一回でも会ったら絶対好きになっちゃうもん。 





「俺さ.昔からお前が好きだった。」







え――――