この頃の俺は
全てに冷めていた
来るもの来るもの
拒んで生きていた

だから、
淳司とも関わらないと
決めていたのに……




「さ−く−や−!!」

「??」

「俺のこと分かる?」

「…??」

「マジかよ…首傾けんなよ!!淳司だよ。淳司!!」

「どーも…」

「おいおい、冷めてんな咲夜!」
この日から
淳司は俺に着いてきた

だから、俺たちは
校内でも有名な
"カップル"になっていた。