「ぼく、大丈夫?」
「いったぁ~。」

幹太の所に行くと、なっ…何と、幹太のぶつかった相手は、
愛し、恋しの沢田君だった。

「あれっ?木村!?」

あたしの存在に気付いた沢田君が、あたしの方を見てる。

沢田君の隣には、同じクラスの山田君がいた。

「さっ…沢田君!」
やっ…ヤバイ!!

あたし、声が裏返ってしまった。

「アハハハ。

木村、超~ウケるし。」

やあぁぁぁ!

沢田君に笑われたし!!

一生の不覚だよぉ。