エレベーターに乗って3階に行く。

エレベーターの中は、既に親子連れが

わんさかといた。

空気薄っ!!

「この人達、絶対「仮面サイダ」ショー
行くんだよなぁ…」
ボソッと呟いたあたし…。

おそるべし、ライダー。

僅かな時間に、どんだけ稼ぐんだろ…。
まあでも、暑いんだろなぁ…。


チーーーーン


「あっ、歌恋着いたよ?」

幹太があたしを見上げる。

「ん…。そだね。」