水嫌いかぁ…。

何か、いい案ないかなぁ。

こんなに楽しいのになぁ。

しかし、裕子遅い。
そんな事考えながら、幹太の所へ戻った。


「幹太、こんな所にいても暇でしょ!?遊ぼうよ。」

「いい。此処にいる。」

かなり、頑固だなぁ…。

「歌恋~。
ただいまぁ。」

陽気に裕子が帰って来た。

「おかえりぃ~。」
「スライダー、ヤバイよぉ。幹太君、お姉ちゃんとやんない!?

楽しいよぉ~?」

裕子が幹太を誘う。
「幹太君が、楽しんでくれないと、お姉ちゃんも寂しいな?」


ピクッ


「お姉ちゃんが、抱っこしといてあげるからさ?」

「だってよ?

幹太いいなぁ~。

あたしも行くし。」

「行く…。」