あたしと裕子は、ヒマワリ柄の浮輪、ハイビスカス柄の浮輪を膨らませ、準備オッケェ!!

「さぁ~て、いっちょ泳ぎますか?歌恋さん!?」

「行きますか?裕子さん!?」


浮輪を持って、幹太の手を引いて、プールサイドに行く。

がっ…しかし、プールサイドが近付くにつれて、幹太の歩みが止まりだす。

「幹太、どうしたの!?行くよ?」

幹太を見ると、顔がかなり強張ってる。
ん…!?

「もしかして、幹太君、水怖いとか?」
裕子が、幹太の顔見た。

フルフルと頭を横に振っているが、明らかに、水を怖がっている。

ははぁ~ん。

だから、プール行かないってごねてたのかぁ。

幹太の弱点見つけたり!!