キッズ・バトル~君と過ごした夏~

沢田君が買ってきてくれたヤツを冷蔵庫に入れようと、下に降りると、ママが帰ってきてた。

「あら歌恋。
幹太君は?姿見えないけど、2階にいるの?」

「その事なんだけどママ、幹太が扁桃腺腫れて、熱高いの。昼に病院に連れて行って、薬貰った。
一口だけ、プリン食べたけど、また眠っちゃったの。」

「あらまぁ、それは大変だったのね。

歌恋一人で連れて行くの大変だったでしょ?」

「そっ…それが…あの…。」

「何よ。モジモジして気持ち悪い。
あなた一人じゃなかったの?」

「それが…その…彼氏が運んでくれたの…。」

「まあ、彼氏なんていたのぉ?

どんな人?学校の先輩とか?」

恋バナが大好きなママは、こういう話しにすぐ、食いつく。