キッズ・バトル~君と過ごした夏~

精算を済ませて、薬局行って、一週間分の薬を貰った。

「薬貰ったし、後は寝てるだけだな。」
「だね…。」

タクシーが来るまで沢田君と、宿題の事やバイト先の事を喋っていた。

「俺も、小さい頃は幹太みたいだったよ?両親が、とにかく忙しくてさ?

俺、独りっ子だからさ、婆ちゃんが相手だったんだ。

だから、幹太と似てるんだよな。

言いたい事我慢してさ。

妙に物分かりがいいというかさぁ。

親の顔色ばかり伺ってたというか?

だから、幹太の気持ちがスゲー分かる。
歌恋、ずっと幹太の味方でいてやれよな?きっと、幹太は、歌恋を母親と重ねてると思う。

歌恋だから、我が儘言えて、文句言ってさあ…。」

沢田君……。