「ふぅ~、食った、食った。幹太、疲れてないか?」

焼きそばのタッパや、おにぎりの包みを片付けながら、幹太の心配までする沢田君。

あのエロいとこ無かったらなぁ…最高なのに。

「歌恋~、眠い。」
目を擦りながら、幹太があたしの太モモに頭をのせて来た。
「お昼寝していいよ。まだいるから。」
「ん……。」

さっき目を擦ってたと思ったのに、もう寝息を立てている。
幹太、はやっ!!

「可愛いな、子供の寝顔って。」

スヤスヤと寝息を立ててる幹太の頭を撫でる。

「そだね。」

「歌恋…。」

「ん?」

「俺、マジだから。
歌恋の事、マジ好きだから。」

「あたし…も…すき。」

そう言って、あたし達は、さっきよりも長いキスをした。