「おはよ。幹太。

絶好の海水浴日和だ
よ!」

眠い目を擦りながらあくびする幹太。

「目が覚めたら、顔洗ってきな?

朝ご飯にしよ。」

そう言って部屋を出た。

「さて!作るべ!」
ソファーの上に置いてある料理本を開く。

「何、作るかなぁ…。」

ペラペラ…。

エプロンした、あたしが、肉じゃがとか作るの。

そんな時、仕事から帰って来た沢田君が
「おっ…美味そうな匂いだな。」って、ネクタイ緩めながら言うの。

「今日は、肉じゃがだよ。」

って言ったら、「やっぱ肉じゃがより、歌恋が食べたいなぁ…。」

って言うのぉ~。

やあぁぁ~ん。

先に、あたしってぇ~~~。