でも、でも幹太はテレビ見てるし?

この可愛い幹太の口から「ババァ」なんてね……。


マジ、ヤバイかも。
あたし…。

「はぁ~。

お茶飲んでくるかぁ
幹太は、お茶いる?」

「ううん。要らない。」

だよねぇ…。

やっぱ違うよね。

台所に行き、冷蔵庫に入ってるお茶を出してコップに注いだ。

「ふぅ~。生き返るぅ。」


まだ、気付いて無かったんだ…。

あいつの隠された顔を…。