☆★心風★☆

「あ、あの…」


シンとしていて誰もいない体育館裏で、私は躊躇いながら口を開いた。



なんとも言えない緊張感に、私の心は支配される。



いつもは止まらない胸のトキメキが、今はやけに鼓動を速くした。



鴻上くんは、私から呼び止められて、驚きを隠せない様子だった。




いつも友達と騒いでるときよりも冷たい目で私を見下ろす。



そんな鴻上くんにビクビクしながらも、私は口を開こうとした…が。



先に鴻上くんが口を開いてしまった。



「昨日、何で休んだの」



「へっ?」