☆★心風★☆

お母さんかな…?



仕事から帰ってきたんだ…。



私は涙を拭って、泣いてるとばれないように、声を変えて返事をした。



「どうしたの?なにかあったの?」



やっぱりお母さんだ。



お母さんの優しい声。



「おい、どうしたんだ…百々」



お、お父さん!?お父さんもいるの!?



「姉ちゃん…どうしたの?」



弟の声も聞こえる…。



いつもはナマイキな11歳の弟。




皆…私を心配してくれてるの…?



「大丈夫なの?百々…」



お母さんの弱々しい声。