☆★心風★☆

きゅん…。



胸の奥が苦しいぃ…。



鴻上くんは真っ赤になってる私を離すと、リビングへ入っていった。



春河くんと同じ行為なのに、鴻上くんのときはドキッとする。



全然違う………。




「お茶、どうぞ」



私はお茶を差し出した。



鴻上くんはソファーに座って、私から受け取ったお茶を一気飲みした。



すご………。



「鴻上くん、今日は私のせいでごめんね?」



「いや、別に」



素っ気ない返事でも嬉しい。


鴻上くんと会話できるだけで、嬉しいんだから。