☆★心風★☆

赤く塗られたベンチに座ると、向かい側のベンチに座っているカップルの女のほうと目があった。



その女の人は、すごく綺麗で…。



見た目、高校生ってとこかな…?



軽く会釈をしてきた。



私も会釈を返した。



すごく、幸せそうな目をして隣の彼氏さんと語っていた。



私も、周りの人の目にはあんな感じに映るのかな。



「…なぁ、2人きりにならねぇ?」



ベンチに座った私の腕を引っ張り、再び立たせる鴻上くん。



「…え、あ、うん」