☆★心風★☆

「あ…の……………」



「え?」



バレードッジをしている時、俺の後ろから手が伸びてきた。



その手は俺の右肩に触れた。



振り向くと、そこには架村…がいた。



は…?なんで………触ってんの…………?



俺の全身がカァッと熱くなる。



「シャツ…でてますけど……」



架村は俺の腰を見ながら小さな声で指摘した。




「あ…サンキュ」



俺はそうぶっきら棒に返すと、サッとその場から逃げるように去った。




「はぁ…はぁ」



はっ…恥ずかしいじゃんっ!!


シャツ…見られたしっ!


やばい…



別の意味でやばい。