☆★心風★☆

「鴻上くん…」



鴻上くんと近くの公園へ向かった。



その途中、なるべく人通りが多い道は避けて歩いた。


私は少し、おかしな気分になり、何度も鴻上くんの名前を呟いていた。



鴻上くんはそれに応えるように、ぐいっと私の肩を抱く。



旗から見ても、ラブラブカップルに見えるだろうか。


私と鴻上くんじゃ、釣り合ってないんじゃないだろうか。



ついそんなことを気にしてしまう。



「すげー好き…」



急に立ち止まって、真剣な眼差しをこちらに向ける鴻上くんに、私の心臓はさらにドキドキを増した。