☆★心風★☆

「ふーん…」



「こっ鴻上くんは?」



一週間付き合ってきた中で、こんなにちゃんと話せたのは初めてかもしれない。


私のテンションが上がる。


「俺?俺は一人で買い物」


そう言って鴻上くんは、照れ臭そうに鼻をかいた。



きゅん…。



その仕草は……



私の大好きな仕草だぁ!



「あー私、用思い出したわ。鴻上、ごめんけどちょっと百々りん頼むー」



突然実花ちゃんはそうわざとらしく言うと、鴻上くんと私の肩を軽く叩いてから店を出ていった。