☆★心風★☆

そう言って鴻上くんは、私を壁際に追い詰めた。



そのまま私の顔の横の壁に手をついて、じっと私を見つめた。



澄んだ茶色の瞳。



綺麗で吸い込まれそうな瞳…。



そんな瞳から目が逸らせなくなる。



まるで、かなしばりにでもあったかのように…。



「……お前、春河と付き合うのか?」



息がかかるほどの至近距離で話しはじめる鴻上くん。


ちっ…近いよっ。



思わず心臓がバクバクいう。


わ…今のこの状態ってまさに………。



あの“やばい状態“なんじゃないだろうか…。