☆★心風★☆

俺は走りながら、狩河の愚痴をこぼした。



でも、そんなアイツのこと、俺は嫌いじゃない。



俺のこと、本気で考えてくれているから。



前から、狩河のこういうとこ好きだったんだ。



俺は教室を飛び出して、架村を追いかけた。



架村がどこに行ったのかわからない。



でもとにかく走り続ける。


長い廊下の角を曲がり、階段を下りた。




そしてさらに角を曲がったその先には…………



「か…むら……?」



なんと、先生に引き止められている架村がいた。



「こんなところで何しているんだっ!」



架村の腕を掴んでいるのは、すっげえめんどくさい老人先生だった。