☆★心風★☆

小学校のときよりも、1年のときよりも、ずっとずっと…架村のことが好きになってしまったみたいだ。


あぁ…どうしよう、このまま見ているだけじゃ耐えられなくなったりして…。



そんなことを考えながら、俺は狩河と一緒に2人のところに向かって歩いていた。



俺たちの存在に気づいたのか、魅島は俺たちのほうを指差し、「鴻上たちだっ」と言った。



その瞬間、架村は慌てた様子でその場から去っていった。



「えっ…!百々!?」



魅島はびっくりした様子で、去っていく架村を凝視した。



「えー!なんでぇ!?なんで架村さん、行っちゃったの?」



狩河は魅島に問いかけた。



でも魅島は首を横に振った。



「わからないの…」



なんで…なんで架村行っちゃったワケ?



もしかして、俺がいたから?



そんなわけないよな?