☆★心風★☆

「あぁ…魅島か…」



魅島とは、1年の頃から同じクラスで、背がとても小さい女のことだ。



そして、狩河が好きな女でもある。



狩河が告白したいと思っているヤツだった。



で、今年も魅島と同じクラス。



だから狩河は上の空だったんだ。



「お前さぁ~、架村さんと同じクラスになったんだから、もっと喜べよ~!俺の気持ちもわかるだろぉ~?」



…ダメだ、こいつ。



完全に頭がイッちゃってる。



「そりゃあ架村と同じクラスになれたのは嬉しいよ。でもそんな嬉しがり方すんの、お前しかいねーよ」



「そ、そんなことねえよ!お前だって、本当は嬉しいはずだっ!ほら、一緒に騒ごう!!」



「…もうお前には付き合いきれねえ」



俺がそう言ったとき、魅島と楽しそうに話してる架村が目に入った。