☆★心風★☆

「えーと…あ、いた!狩河!!ダチ見つけよーぜ!」



さっきから上の空になっている狩川は、俺から数メートル離れたところでフラフラしてい
た。



おい…馬鹿かあいつ……。


何やってんだよ……。



「おい!狩河!?」



「う~!よかったぁ!マジだよな!?マジだよなぁ!?」



狩川の肩を掴むと、狩川も俺の肩を掴み返してきた。



そして、興奮した様子で俺に問いかけた。



俺はなんのことかさっぱりわからなかった。



「何が?」



「え~、魅島(ミジマ)のことだよー!も~超嬉しくてさぁ…」