☆★心風★☆

それからといえば、いつもコイツらとつるんで、悪いことしたり、服装違反をしたり…


クラスでは俺に話しかけるヤツなんて、狩河以外いなくなった。



みんな、俺たちを見て、なにやらひそひそ話すんだ。


でももう、そんなの慣れた。




不良に入って一週間たったある日の昼休み。



俺のクラスの女子2人が、架村の席に近寄った。



2人はなにやらニヤニヤしていて、感じが悪かった。



この2人は、男子軍団に嫌われている。



なんかコソコソしてうざったい、っていう理由らしい。



でもそんな2人がなぜ架村の席に…?



架村はどこかへ行ってていなかった。




俺は一瞬廊下に目を向け、そしてまた教室に目を向けた…そのとき。