1年の秋。
……この頃からだった。
俺が変わってきたのは……。
ある日、廊下を歩いていると、噂の不良グループがたむろっていた。
俺が通り過ぎようとすると、なぜかグループの中の1人が、俺の肩を掴んできた。
「お前、名前なんてーの?」
「は?なんで名前を?」
「いーから、答えろよ」
名前をいうときは自分からって習わなかったのか?
「…鴻上龍星」
俺はしぶしぶ答えた。
そして、「お前は?」と聞いてしまった。
仲良くするつもりはないのに。
……この頃からだった。
俺が変わってきたのは……。
ある日、廊下を歩いていると、噂の不良グループがたむろっていた。
俺が通り過ぎようとすると、なぜかグループの中の1人が、俺の肩を掴んできた。
「お前、名前なんてーの?」
「は?なんで名前を?」
「いーから、答えろよ」
名前をいうときは自分からって習わなかったのか?
「…鴻上龍星」
俺はしぶしぶ答えた。
そして、「お前は?」と聞いてしまった。
仲良くするつもりはないのに。

