1人の男の子のことをこんなに想うなんて、初めてだった。



でも、鴻上くんを好きになっていくにつれて、つらいこともあった。



鴻上くんが視聴覚室で女の子といやらしいことをしてたこと。



あんなにつらいことがあって、やっぱり“不良”なんて好きになるんじゃなかったって、思ってしまった。


あきらめようとした。



…でも、無理だった。



やっぱり鴻上くんが好きだし、あきらめるなんてそんな簡単に忘れられない。



だからこの溢れそうな想いを伝えたくなった。