空は来るべきじゃ なかったのかもな。 「そっか…俺さ… 空にプロポーズしたんだ」 「あぁ… 星といれば 確実に幸せに なれんのにな」 俺はそう思う。 でも空は… あの人が 忘れられないらしい。 「まぁ… 空の決めることだから…」 ……… あ…―― 嫌な思い出が よみがえった… 「わり、 ちょっと行ってくる」 「おう」