「完璧完璧っ♪

これで優真君、美奈にメロメロだわ♪」




「そ、そうかなぁ//」



そうなってくれれば嬉しいんだけど…//



「ほらっ もう時間だよ!!!」



『行きな~』そう言って咲希はあたしの背中を押した。



「あ、咲希は?咲希はどうするの?」


「ああ、あたし?


あたしは今日も美奈んちに泊まるよぉー♪
美奈がデートから帰ってくるまで、翔太とお話してるー」



翔太とお話し…?

何時間もする話あるのかな?


あっ、話じゃなくてゲームやるもかも~


うん。大丈夫だよねっ




「わかった。

じゃあ、行ってくるね」



あたしはそう言って、家を出た。