「あ! 美奈ッ!!! あそこのお店だよ! 早く♪」 咲希は小走りで先に行ってしまった。 「は、早いよぉ…」 ほんっと咲希、オシャレとか大好きなんだなぁ~☆ 「美奈 遅い~」 咲希がお店の入り口のドアからひょっこり顔をだして言う。 『咲希が早すぎなんだって!!!』 と、心の中で咲希にツッコミながら、あたしは店内に入った。 だって… どうせ咲希に毒舌吐かれることになるだけだから…ネ。