「てめぇら何してんだよ!!!」 救いの声が聞こえた―――。 あたしは閉じようとしていた目をもう1回開けた。 そこには、茶髪でカッコイイ系のあたしと同い年ぐらいの男の子が立っていた。 「女いじめて楽しいか? その手ェひっこめろ!!」 「ゆ、優真―――!!! て、てめぇら引き上げるぞ!!!」 3位の男があたしからバッと離れてそう言った。 「『は、はい!!!』」 ブォンブォンブォンブォンブォンブォン!!! 何事もなかったかのように、ヤンキー達はあっという間に姿を消した。