「じゃあまた明日ね。」

「おう紗英…愛してる。」

「…ありがと」

ガチャン…

はぁ―…そうだ拓真。

―紗英だよ~登録よろしくね!

チャララン~チャララン~
え、返信早!

―今から会えない?

予想外の拓真のメールに
また胸が苦しくなった。

どうしよう―。

トクン…トクントクン

―良いよ~何処で?

会いたい。

そう思った。

―んーじゃあ迎えに行く!

私は急いで私服に着替えた。
何か気合い入っちゃう♪

彼氏でもないのに…
どうしてかな。

ピーンポーン

「は~い♪」

ガチャ―――…

「よっ!」

「よっ!拓真だぁー笑」

「拓真だよー笑」

拓真は体育会系の男の子
短髪でさわやか系。

さすが私服もスポーツ系。笑

「どこ行くー?
って誘ったの俺だけど笑」

外に出て優真に
見つかるのも怖い。

少しためらったが私は
言った…。

「紗英ん家…
両親出かけてるから良いよ?」

「え、まぢ?」

嫌だったかな―。