「……」 「……」 何、このかなーり気まずい雰囲気… 最悪にも程があるよーな。 悩みに悩んで決断して盗み聞きし、盗み聞きしてたかと思えば思いがけない玲汰との遭遇。 流稀が急に理事長室から出てきて、玲汰は寝るために保健室に… そして、今に至る。 なんて不幸なんだろ… 「なぁ。」 「な、な、な、何?!」 流稀が急に真横で話し掛けたから、ビクッと肩が上がる。