でも、ここで踏張らなきゃ。


゙どうしよゔじゃあ、解決にはつながらない。



とりあえず、玲汰に話でも…




「れ、玲汰?」


サキの少し後ろに居た玲汰がアタシの問いかけに反応して、ひょっこりと出てくる。


「ん?どうした?」


いつもの玲汰だ…



アタシはホッと胸を撫で下ろす。


「あ…あのさ、今日の昼一緒に食べない?ねっ?」


「昼飯…?」



玲汰はアタシからの急な誘いに不思議そうな顔をする。


すると、横からサキが゙いいじゃない、たまには^^゙と、ニコニコと笑っていた。


その後、三人で昼ご飯を食べることを約束し教室に入っていくサキと玲汰。




勿論、教室には担任とここからは顔が見えない女の子が居た。


サキは何も知らないから゙何してんの?゙なんて、冗談で言っていた。



玲汰は教室前で立ち尽くしているアタシを少し後ろを向いてチラリと見た。




アタシが立ち尽くしている理由は、何となく一緒には入りずらかったから。




玲汰にはアタシのこと、どう見えているんだろう…

と、少し考えた。




こうゆう時、相手の心の中が見透かせたら…なんて思っていたアタシ。