SECRET&LIMIT-王子×凡人-





校門に着くと、もう既に黒いベンツが来ていた。


すると、黒ベンツからあの黒のサングラスをした人が降りてきて




「お迎えに参りました。」

と、律儀に白い手袋をした右手をお腹辺りに当てて深々とアタシ達に頭を下げた。




「松浦、自宅まで頼む。」


「畏まりました。では…」



と言って、黒ベンツの後部座席のドアを開けた。


「お先にどうぞ。ハニィー^^」


流稀はアタシの顔をジッと見て、紳士的な行動をとる。



「ハニィーじゃ無いって!!」


「はいはい。」



鼻でフッと笑っている流稀。

そんな流稀を横目で見ながら車に乗り込む。