「ちょっと俺に付き合って?」 そう言ってはるの腕を掴んで歩きだした 手を掴んだのは 人がいっぱいではぐれたら困るって言うのもあるけど もし、フラれたらはると一生こんな風に歩くことは出来ないと思ったから 向かった先は…桜の木下 「ここ…」 「そう、俺とはるが初めて逢った場所」