「し、失礼しますっ」
どうやら新入生らしい彼女は真新しい制服の右胸に花を着けていた。
龍世はにこりともせずに、入って来た人物を見据えた。
「…学園の規則を読んでいないのか?」
自分でも呆れるぐらい低い声が出た。
この棟は一般生徒は立ち入り禁止の筈だ。
龍世は許可無しに入って来た彼女を警戒していた。
「す、すみませんっ…でも、緊急だったんです!」
龍世に睨まれた彼女は恐怖で涙目になりながらも謝った。
「…緊急?」
「…はい。私は先程運ばれた…如月 季夜の友達で、椎名 杏子と言います。彼女が心配で…」
「…友達?」
どうやら杏子と名乗る女は、季夜の友達らしかった。
「…こっちだ。入れ」
注意深く見ていた龍世は、杏子の言動の裏に何も無いと判断したのか、取り敢えず仮眠室へと通した。
「季夜ちゃん!!」
「あまり大きな声を出すな。安心しろ、落ち着いて眠ってるだけだ…」
どうやら新入生らしい彼女は真新しい制服の右胸に花を着けていた。
龍世はにこりともせずに、入って来た人物を見据えた。
「…学園の規則を読んでいないのか?」
自分でも呆れるぐらい低い声が出た。
この棟は一般生徒は立ち入り禁止の筈だ。
龍世は許可無しに入って来た彼女を警戒していた。
「す、すみませんっ…でも、緊急だったんです!」
龍世に睨まれた彼女は恐怖で涙目になりながらも謝った。
「…緊急?」
「…はい。私は先程運ばれた…如月 季夜の友達で、椎名 杏子と言います。彼女が心配で…」
「…友達?」
どうやら杏子と名乗る女は、季夜の友達らしかった。
「…こっちだ。入れ」
注意深く見ていた龍世は、杏子の言動の裏に何も無いと判断したのか、取り敢えず仮眠室へと通した。
「季夜ちゃん!!」
「あまり大きな声を出すな。安心しろ、落ち着いて眠ってるだけだ…」

