ヤクザと執事と私 1



その時、ふと、心の中に執事の顔が浮かんだ。



・・・彫刻のような顔・・・しかも・・・ドS・・・



私の想像にピッタリの神様像・・・









・・・だめ・・・こんなことされても・・・私、神様、嫌いになれない・・・



だって・・・だって・・・カッコいいんだもん・・・



「フゥ~・・」


私は、幸せそうなため息をつく。