朝食の準備を整えた。 私は、顔中に汗が浮かんでいる。 執事が私の前に来て、屈んで私の顔に浮いている汗をハンカチで拭いてくれた。 私は、恥ずかしさと嬉しさで身動きできない。 「小夜さん、最初にしてはなかなかの動きでしたよ。」 私はこの笑顔のためなら、何でもできるような気がしてくる。 「あ・・・ありがとうございます・・・」 私はフワフワした気持ちのまま、どうにか声を絞り出す。 扉が開き、朝食が次々に部屋に運び込まれてきた。 私と執事も朝食運びを手伝う。