「邪魔者が寝た所で、少しお話でもしましょうか、死神さん?」
龍一は、真木ヒナタにイスに座るようにすすめる。
真木ヒナタは、ここで反抗しても仕方ないので言われるがままにイスに座る。
そして、龍一もテーブルを挟んで向かいのイスに座った。
「死神さんでは言いにくいですね。お名前は、何というのですか?」
龍一は真木ヒナタに話かける。
「・・・ヒナタ。」
真木ヒナタは、ここで嘘をついても意味がないので本当のことを教えた。
嘘を言おうが、どうせ、ここを出る時は、真木ヒナタかこの男達のどちらかは死んでいるだろう。
そして、その死ぬ確率は、今のところ、真木ヒナタの方が、この男達よりかなり高い。
自分の名前を知らない奴に殺されるより、自分の名前を知っている奴に殺されたほうがまし。
なんとなく真木ヒナタは、瞬間的に思った。
「・・・あなた、男ですか?」
真木ヒナタの声を聞いた龍一が少し驚いた表情をする。
「・・・ああ。」
真木ヒナタは、答えた。
「お取り込み中、悪いんだけど・・・うるさくて寝れないんだけど。」
ベットから大和が申し訳なさそうに言い出した。
「そうですか。それなら起きておけばいいじゃないですか。」
龍一が冷たく言い放つ。
「・・・だよね。」
しょうがなく、大和もベットの横に座り、龍一と真木ヒナタの話に加わる。


