時計は、深夜12時を過ぎていた。
真木ヒナタは、レナ達と住んでいるアパートとは別のアパートの部屋に1人たたずんでいた。
ここは、殺しのための道具をおいてある特別な部屋だった。
当然、レナ達には教えていない。
老人に貰った紙を見る。
紙には、ホテルの名前と部屋番号が書いてあった。
真木ヒナタは、その紙の内容を覚え、すぐにライターで火をつけて燃やす。
紙は、刹那、大きな炎に包まれ、灰へと変化した。
その様子を瞬きせず見つめ、そして、灰になったところで紙から目を離し、立ち上がった。
その姿は、まさに少女以外の何ものでもない姿。
しかし、その少女の服の下には、しっかりと拳銃やナイフが装備されている。
真木ヒナタは、一度だけ深く深呼吸をして、その部屋を出て行った。


