ヤクザと執事と私 1


50万円?


そんなに飲む人いるの?


50万円あったら・・・・。


私の頭の中にいろいろな想像が広がっていく。


それにしても、そんな金額を飲み食いしながら、踏み倒す人がいるなんて。


「そんな奴、絶対捕まえないといけませんね!」


私が、執事と真木ヒナタとポチに言う。


しかし、3人の表情は普通のまま。


50万円も踏み倒されて悔しくないのだろうか?


執事が私の顔を見て、説明を始める。


「小夜さん、会計は50万円でも、実際に飲み食いされたのは、5千円程度の物ですよ。」


「はい?」


私は、執事が言っている意味が分からなかった。


「ここボッタクリBarだからな。」


真木ヒナタが執事に続いて、私に説明する。