さよなら

ヒロ君が沙耶の手を



引っ張って


【こっちこい】



ってよばれて




抵抗する前に



つれてかれた。



一瞬かっこよく




見えたんだよ?



【何?ドキッとした?



期待してんの?


ゆうの為だよ。】



『ヒロ君そんな事しか



言えないの?



やっぱ最低だね。



ばいばい!!』



逃げようとした。



大声でヒロ君が



叫んでる。




【メールぶちんなよ】



ちゃんと聞こえた。