「うんうんっ!!
そしたら?」
早く教えてくれと言わんばかりの遙。
「そしたら…
『あ?俺か?
郁も分かるかぁ~?
俺、今恋してるんだよ。
暗かった世界にも華が溢れてるっていうか?』
とか言って…
『しかもな?
カノジョなんだよ、その子。
みんなには秘密だぞ~☆』
って…」
痛い…。
いつもはクールなはずの蓮が…
そんな姿…想像したくもない…。
遙の口も開いたままだ。
「それで…、メール…見せられたんです。
…莉緒さんからの…。
だから…その…知ってるっていう流れで…」
わ…私のメールを見たぁぁぁあ??!
それって…、あー…有り得なくない?
こっちはラブメール送ってるんだけど…汗)
恥ずすぎる…。

