ミツカレ☆~最高の秘密彼氏~


「れ…蓮?

こんなトコで、どしたの?」




ビックリした…。


何で蓮がいるの?


さっき落ちついたはずの鼓動がまた激しくなる。




「ん?あぁ…俺は休憩。

ってかもう片付け終わっちゃったんだけどー。

莉緒さんがサボってる間にぃー」



「ぁ…ゴメン…。

忘れてた」



まぢで忘れてたもん。

蓮のこと考えてました、なんて言えないけど。



「忘れてた…ってなぁ…。

しっかりしろよ?副会長?

ま、今回は…良いけどな」



やっぱり。


やっぱり蓮は私に気を遣ってる。



「ね…その事なんだけど。

何で私に何も言わずに進めちゃったの?

私疲れてないよ?しんどくもないよ?」




「ん…。

そうかもな」