「れ…蓮?
こんなトコで、どしたの?」
ビックリした…。
何で蓮がいるの?
さっき落ちついたはずの鼓動がまた激しくなる。
「ん?あぁ…俺は休憩。
ってかもう片付け終わっちゃったんだけどー。
莉緒さんがサボってる間にぃー」
「ぁ…ゴメン…。
忘れてた」
まぢで忘れてたもん。
蓮のこと考えてました、なんて言えないけど。
「忘れてた…ってなぁ…。
しっかりしろよ?副会長?
ま、今回は…良いけどな」
やっぱり。
やっぱり蓮は私に気を遣ってる。
「ね…その事なんだけど。
何で私に何も言わずに進めちゃったの?
私疲れてないよ?しんどくもないよ?」
「ん…。
そうかもな」

