いつもとはちがい、ゆっくりと私の髪を

撫でてくれる蓮。

あったかい…。

きもちいい…。

ずっと…、ずっとこうしていたいよ。




「蓮…」



「ん?」


上から声が降ってくる。

















「すき」













蓮は「俺も」と言って、

もう一度軽くキスをしてくれた。




私たちは教室に戻った―