あたしモデル、幸せって何ですか!?

カンナは翌日の明け方、アンナが書いた住所のメモを元に朝一の電車で山梨へ向かった。東京も高尾山を越えた辺りから山々が広がる。

都会の喧噪を離れられて少しホッとした。

ペンションの人たち、私のこと知ってんのかな。

そりゃ知ってるよね。。

アンナが昨日ペンションのママに話しつけといたって言ってたけど、どの程度わかってんだか。こんな病人が来るの、きっと嫌だよね。。世間の記憶から私が消え去るまでひっそり一人で静かに暮らそーっと。

もう人と関わるのはゴメンだ。