壊したい程愛してる

「何言ってー」


ぐいっと制服の襟を掴まれる空。



「もう黙って…」


暗くてよく見えなかった心音の顔が伏せ目がちに近づいたー。


ちゅ


軽いリップ音とともに離れた唇。


心音は恥ずかしそうにすぐ顔を背けるとスタスタと先へ歩き出した。


「おい、心音…」


恥ずかしいならすんなよ…。

そう思いつつも実は凄く嬉しい空だったりする。

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