壊したい程愛してる

今思えば…この時が一番、幸せだったんだろうな。




「空、このお好み焼きめちゃ美味しいねっ」


「だな」


パクパクと美味しそうに箸を進める心音が可愛いくて仕方ない。

終始穏やかなムードのまま食べ終わった。


「空!あたしお化け屋敷入りたいっ」


「いーけど、心音って怖いの平気なんだ?」

「ううん」


心音は首を横に振りニッコリ笑う。

「言ったでしょ。あたしにはナイト様がいるって。だから怖い所も平気なの。それになるべく、沢山の事を空と経験したいから」


「…じゃあ行くか」

どーいう意味だよ…。


心音の手を引き空はお化け屋敷に入っていった。