「ふぅー……」 パソコンの画面を見ながら、後ろの背もたれにもたれる。 こう何時間も画面見てると目疲れるなー…… 目頭をぐーっと押さえ、痛さを紛らわす。 「おつかれー」 崎宮さんがあたしの机に紙パックのジュースを置く。 「これ売店のなんだけどおいしいの」 「あ、ありがとうございます!」 「敬語じゃなくていいって」 そう言って笑った顔を見て、やっぱ可愛いなぁなんて思ってみたり。 紙パックのコーヒー牛乳にストローを挿す。