「失礼します」 秋さんとあたしはお母様の部屋に足を踏み入れる。 畳の匂いがするこの部屋。 あぁ、頭がクラクラする。 「座りなさい」 言葉一つ一つに反応するのがやっと。 重症だな、あたし。 最初はめんどくさいって思ってたのに。 今はもう、秋さんに夢中―――